Kyoto report

仕事の帰り道、最後の一口
温かい伊藤園のお茶をごくりとやると
真上の北斗七星を横断する流れ星が見えた
では旅の続き

-京都-

連日の寝不足もあって夜間バスはぐっすりと眠った
京都駅から嵐山へ
竹林に囲まれたお寺をゆっくりと過ぎていく路面電車の窓辺
嵐山の駅構内は竹で飾られている



バス停で道を尋ねたお婆ちゃんと世間話しをしていると
松尾方面行きの薄緑色のバスが来て
今回の旅の目的地である松尾大社に着いた



大きな鳥居の向こうにお寺の人らしきたたずまいの形が見えると思って二歩三歩
すぐにkickだと分かった
いつもと変わらぬ分厚い手
やる気十分

実行委員、奉納者の皆さんと次々に出会い
期待と興奮を抑えきれず
じっとしてられない足取りを見ていると笑みがこぼれた

まずは松尾大社の神々にご挨拶

「この神縁の機会に感謝します」






13:00-14:00
ライブペイントが行われているスペースにて演奏させてもらった
小鳥の声が曲と混ざって心地よく
ゆっくりと時間は過ぎていった






体調を整えるため少し仮眠し
外に出ると華族というjambandの演奏が聞こえた
すごく良くて一気に目が冴えた

友人の寛太、聖夫婦も来てくれて
出番に近づくにつれて静かに燃えていく
この日のために組んだシステムに歌とパイプオルガンを演奏するというトラックで
kickとshoとのTUNDRAで全力で芸奉納を終えた
最後のキャンドルはまさに神縁でした
この一日、ありがとう



21:00を過ぎて
名残惜しくも京都とお別れ
友人の車で和歌山へ
京都に送っていたスーツケースを取りに行く時間がなく
全ての服を置いていくこととなった