Wakayama report

-和歌山-

京都松尾大社から和歌山県田辺市に向かう
翌日の昼からLIVE予定を組んでくれた友人が
草雲会の会場に車できてくれた
話したいことはたくさんあったが
車中ではぐっすり寝てしまった
何度か目覚めては起きまた寝るを繰り返し
気づくと軽自動車一台がぎりぎり通れる細い道
タイヤが外れれば崖の下
そんな田辺の山道をしばらく走ると山中に友人宅があった




幼なじみであり親友である彼が
故郷を離れ、結婚し、自分で家を建て、暮らしている田辺に
随分前から行きたかった

正直、彼が石狩にいないことは寂しい
だが彼らの住む環境、友人、暮らしを感じることで納得がいった
そう思ったのは和歌山から離れる電車の中だった



昨日入った友人手作りの五右衛門風呂のおかげか
ぽっかぽかで目覚める

気持ちいい朝だ
朝食も早々に会場である龍神村に向かう



HPや寛太から話しで聞いていたG-works
奥さんの結さんの作品も出展されている
様々な作家による生活を彩る興味深い作品が並ぶ
僕と直季は藍染めに惹かれていると
翌日藍染めのお店に連れてってくれると約束してくれた
胸を躍らせつつLIVEのセッティングに取りかかる
寛太がこしらえた看板を置いて約一時間演奏した




すぐさま次の会場へ
とその前に腹ごしらえ
急遽、共演することとなった地元のドラマーの南さんと待ち合わせ
南さんのバンド仲間であるお寿司屋さんに連れてってもらった
鯖や飛魚をご馳走になった、すごく旨かったよ。ありがとう
南さんも急遽決まったわりにはすごい数のドラムとパーカッションを用意してきてて気合い十分
初セッションだからこそ、何がきてもいいように
たくさん持っていく気持ちはよく分かるけどありがたいし嬉しかった
僕にとっては今回の旅先でのラストLIVE
全て出しきりました!!南さん、鈴木さんありがとう!!寛太ありがとう!!
一応ドラム経験者なんだけども
南さんいい音だしてたなー
また興奮したいっす

打ち上げも早々と就寝

田辺二日目 ///雨///

京都に置いていった服が恋しい朝の寒さ
今日も結さんのご飯が美味しい
また朝食も早々に出発
前日熱望していた藍染めを体験しに龍神へ
中学校の修学旅行とかでも陶芸を選考したため
人生初の藍染め
ずっと藍染めのTシャツほしかったから気合い入りまくりなわりに
デザインはノープランで感覚的に取り組んだ



染め終え、水で洗っている間、昼食においしいパンを食べる
なにかせ衝撃的な出会いだったのがしもやん
なんでも食べちゃうらしいのだが
ほんとーに食にまっすぐでニクいリアクションの持ち主であり
にくめない夫婦
おいしいピザ、100年以上の歴史あるみかんの木になったみかん
山菜、草、どんどんでてくる
しもやん、また会いたい
和歌山に行った時はここ行ってみなはれ
パンは即売り切れるのでお早めに

もんぺとくわ
tel:0739-78-2124
和歌山県田辺市龍神村西258
JR紀伊田辺駅より龍神バス約50分 中垣内下車徒歩1分 、 近畿自動車道紀勢線みなべICより約3時間

藍染めのケイラさんのところに戻る
思っていた以上の出来でした
大事に着尽くしまっす



藍染計良
和歌山県田辺市龍神村小家972-36アトリエ龍神の家2A棟
tel&fax : 0739-77-0031



和歌山を離れる
寛太と結さんは雨にあたりながら
僕らが乗る帰りの電車を見送るまで動かなかった
本当にたくさんもらった
ありがとう
龍神で買った黒牛、しもやんのみかんは
明日の流墨の一品としてこちらでいただきます
今日は満月
月の周りに大きなリングがぼんやりと見える