「おいしいコーヒーの真実」



「おいしいコーヒーの真実」

コーヒー産業に置ける消費国(先進国)と
貧困に喘ぐ生産国(後進国)の
コーヒーのあり方をドキュメントで画いており
一杯のコーヒーから世界の仕組みを紐解こうという内容です。
生産国エチオピアを中心とした
彼らの生活のリアリティーや主張を強く感じる映画でした
エチオピア産のコーヒーを飲むとき
少なからずこのコーヒーを作っている人達のことを
想像できるきっかけとなった
そして1杯のコーヒーを通して、
生存のために格闘している
何百万という人々の生計に、
自分たちが避けがたく結びついていることを知った

http://www.uplink.co.jp/oishiicoffee/

実際エチオピアの農家から一般の人が口にするまで約6社経由し
コーヒー1杯330円。
それに対しコーヒー農家が手にする金額は3〜9円。

自分が手にして使用する金額との
物価の差を考えて判断しなければならないけれど
彼らはコーヒー作りに全力を注いでも
貧困に喘ぐ農家があるのは事実で
出てくる数字も真実なのだろう。

映画には出て来なかった内容だけど
エチオピアのコーヒー豆の収穫時期は10月 〜 2月
この間に一年分の収入を作るのは確かに困難だ

コーヒー豆1kg=2ブル(約米0.5ドル)で取引されている

フェアトレードを行い、働きに対して
正当に賃金をもらう権利は農家にある。
もらうべきです。

彼らは映画を通してこのことを主張しています

では例えば自分がカフェを営んでいるとして
そのエチオピア産の農家から直売もしくは
映画の中で世界中と交渉している
農協からサンプルを買いたいとなった時に
やはり大手メーカーを通さないと買えないのも
現実でしょう。
実際にネット売買として辿り着けない
今はエチオピアの経済、政治の発展を見守ることと
コーヒー1杯飲む時に農民の心を想像して
味わうことが自分にできることだと思った

さて日本に置き換えるとどうだろう?
地元の農家から直売できるところが
もっとあってもいいのではないか?

札幌の隣り街の地元石狩市では
農家直売ができる
普通に農家を訪ねれば買える
車がないとできないことだけれど
こうして作っている人から直接買ってみるのも
いい経験となるだろう

石狩市生振村だと、加藤さんのメロンは最高です
あと青木さんの長芋と
平野さんのジャガイモ
平野さんの叔母ちゃんは上質なジャガイモ作り続けて
腰が70度くらい曲がってる
それだけ土と野菜と触れ合っている人です