MAC1700

昨日は音響製造店Luvworks工場にて仕事でした
外は久々の土砂降りだったなぁ

落として壊したという修理品のMAC1700
壊れたパーツをばらし使える部分は掃除
ばらしと言っても部品総数結構多いです
楽器は磨き方にコツがいるけど(磨き方間違えると痛む)
綺麗にしてあげると喜んだように音が良くなります
これは音を聴き比べれば差は歴然
物を大事にする人の心が現れるのです




修理は部品が届いたらということで次々。

プリメインアンプのMcIntosh MA230とPHILIPSのスピーカーで音楽を聴きながら次々。

PHILIPSのスピーカー
日本が節電しているこの時代にもってこいの
1W(1ワット)でかなりいい音が鳴るスピーカーです
1Wは豆電球がつくくらいの電気量です
それでいて音楽の奥行きも広がりも気持ちよく再生してくれる



現在の楽器、家電量販店で置いてある新しいスピーカーは
マンション向けに音が部屋全体に広がらず
聞き手の耳にいち早く届くような設計がされています
なのでコンサートホール、Clubのような
音の広がりを再生できるスピーカーはなく

僕スピーカーです!!!

みたいな

あざーっす!!

みたいな

若手芸人みたいな主張が強いスピーカーが多いです

50年〜60年前に製造されたスピーカーは
その当時より多くの人に好まれていた音楽性もあったと思うけれど
クラシックのような音の広がり、透明感、力強さを再生しようという設計が多く
登山が好きな人なら絶対こっちのスピーカーでしょうね
スピーカーから再生されるというよりも
空間を演出するという感じです
音響は言葉で表現するというよりも実際聴いてみないと分からないので
興味ある方は声かけて下さい
家のスタジオにもあります

そんな感じでスピーカーの歴史を勉強している内に、
自分はどの時代の再生システムがほしいか見えてきます
おいらはALTEC604Cでした
やばいです
箱作りももう少しで完成