継承

職人肌の家の爺ちゃんが何処に手放すこともなく
大事にしていた鑿(のみ)と鉋(かんな)と木槌(きづち)を譲ってくれた
受け継がれるというのは嬉しいことだ
これから僕が削っていくものは
爺ちゃんにとっての楽しみでもあるだろう