描く



わかっていることをなぞるのは退屈だ
絵は終止的にどこの港に着くか全くわからない
わからないから筆を進める
太陽の光と空の影をまとった湖は
日が暮れるまで同じ色を保つことはない
ぼんやりとした光が瞬間に集約し滲む
そして暮れて尚、月明かりで変化し続ける